Raspberry Pi でVB .NETを使用する必要があり、今回Windows 10 ARM64をインストールしました。
目次
準備
- Raspberry Pi 4 Model B ARMv7l(32bit)
- MicroSD(64GB)
- Windows 10 IoT Core をRaspberry PiにインストールするためのPC
ラズパイは単品だけ買っても何もできないので↓のスターターキット買った方がいいです。4モデルはWindows OSも動くくらい優秀ですが廃熱が馬鹿にならないです。
SDカードの速度も気になるなら↓のR/Wが100MB/s出るSanDisk製のSDXCを買っておいた方が吉です。ちなみに最近のPCのSSDはRが1000MB/s、Wが500MB/sくらいなので、それなりのSDカードはやっぱり用意した方がいいです。
それとUSBキーボードも買っておきましょう。スターターキッドには含まれていません。なんでもいいけどロジクール製は安心できます。
全部で18,000円くらいですね。これでWindows OSが動くってのはすごい時代ですよ。
参照サイト一覧
やること
ARM版Windows 10のインストーラの作成
https://www.uupdump.net/にアクセスし、『Latest Public Release build』の『arm64』をクリック
今回はせっかくなので『Feature update to Windows 10, version 20H2 (19042.746)』をダウウンロード
Languageを『Japanese』にして『Next』をクリック
エディションを選んで『Next』をクリック
『Download and convert to ISO』を選択し、『Create download package』をクリック
ダウンロードするとこんな感じのことを言ってきますが、無視して『継続』を選ぶ
zipファイルを解凍し、『uup_download_windows.cmd』を実行
中身をみてみると、aria2を使って色々ダウンロードしてISOファイルを作ってくれているみたいです
最後コンソール画面に『0』を入力してくれと言われるかも
完了するとISOファイルが作成されます
Windows on Raspberry imagerでmicroSDにインストール
https://www.worproject.ml/downloadsにアクセスし、最新版の Windows on Raspberry imager をダウンロード
現在のバージョンはRaspberry Pi 4はUSBからの起動に不具合があるみたいなので、microSDを使ってください
『WoR.exe』を起動
『日本語』で次へ
ストレージを選んで、デバイスは『Raspberry Pi 4』を選択
警告が出ます。
『OK』を選択
作成したISOファイルを選択して『次へ』をクリック
正しいISOファイルを選択していればエディションが自動的に認識されます
ドライバはサーバーからダウンロードして使用
『次へ』をクリック
同意する
Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)もサーバーからダウンロードして使用
『次へ』をクリック
UEFIはBIOSみたいなものです。最近のPCはレガシBIOSではなくUEFIが採用されています
バーティション校正をGPTに変更。『次へ』
UEFIファームウェアを使用しているためです
『インストール』をクリック
microSDの中身が全部消えます
結構時間かかりました
私の環境では50-60分くらい
完了
フォルダ構成はこんな感じ。
起動してみる
ここまでくれば動作すると思います。
ライセンスは各自用意してね。
続きは別記事で
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