最近はUSB-Cポート充電が主流になってきていますよね。
私もBeats Flexを購入した際にUSB-C充電用のケーブルが付属してきたことをきっかけに購入することになりました。
目次
USB-C充電器のメリット
- 扱える電圧に幅がある
- 扱える最大電力が大きい
これに尽きます。
この結果、スマートフォンの急速充電が可能、さらに一般PCの充電が可能になります。
USB-Aの特徴
USB-A充電器の通常規格では、扱える最大電力は7.5W程度です。
Appleの規格を満たすように大体の充電器は12Wまで扱えるようになっていますが、実際は最大でも7.5W程度で使用されます。(iPadの充電では12Wが使用される。だから充電器も12Wが扱えるように作らないといけない。)
USB-Cの特徴
これに対して、USB-C充電器では最大100Wまで扱うことができます。凄い。。。
さらに、5V/9V/15V/20Vと様々な電圧を出力することができます。これによって一般PCすらも充電できます。
これまではこのような機能が世にありませんでした。だから、iPhoneを充電するために5Vを出す充電器、PCを充電するために15Vを出す充電器と2台持つ必要があったわけです。
そもそもUSB-AはPCを充電する目的で設計されておらず、5Vでの使用を想定されているって感じです。
ただし、下の表に記載したようにPower Delivery(PD)対応のUSB-C充電器である必要があります。今どきの充電器は大体そうですが。
今回購入した『Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports)』はPD対応で、100Wまでは対応していませんが最大45Wまで出力することができます。
規格表
USB-A充電器とUSB-C充電器の主な規格を下に示します。(正確には製品側の充電規格で、充電器はそれを満たすように作られている。という関係になります。)
電圧 | 電流 | 電力 | |
USB 1.x-2.0 | 5 | 0.5 | 2.5 |
USB 3.x | 5 | 0.9 | 4.5 |
USB Battery Charging 1.2 | 5 | 1.5 | 7.5 |
Apple 2.4A | 5 | 2.4 | 12 |
電圧 | 電流 | 電力 | |
USB Type-C 1.2 | 5 | 3 | 15 |
USB PD 3.0 | 20 | 3-5 | 60-100 |
15 | 1.8-3 | 45 | |
9 | 1.7-3 | 27 | |
5 | 0.1-3 | 15 |
外装
同梱品
- 本体
- ケーブル(1.5m)
- 取扱説明書
- 注意書き
- ラベル
外観
黒くてシンプル。
光に当てると模様が見えますが、おしゃれです。
USB-CとUSB-Aポートが付いています。
機能
対応規格表
記事を書いている途中でUSB-Aポートが1つのものも発見しました。
こちらはUSB-Aポートで9V/12Vを出力できることが特徴ですが、USB-Aポートで9Vや12V充電に対応している製品自体が少ないためお勧めしないです。(今回まとめていませんがQualcomm QuickCharger2.0という充電規格)
Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports) | Anker PowerPort Atom III (Two Ports) | |
価格 | 4,299円(税込み) | 3.799円(税込み) |
対応規格 USB-Aポート | 5V-4A(1ポート当たりは最大2.4A) | 5V-2.4A 9V-3A 12V-1.25A |
対応規格 USB-Cポート | 5V-2.4A 9V-3A 15V-3A 20V-2.25A | 5V-2.4A 9V-3A 15V-3A 20V-2.25A |
最大合計出力 | 65W (USB-C:45W+USB-A:7.5W*2) | 60W |
特徴 | GaN(窒化ガリウム)を使用することで 発熱を抑え小サイズ化を実現 | Qualcomm Quick Chargeに対応している USB-Aで15W出力できる |
見た目
コンセントと接続すると青く光ります。
Beats Flexの充電
問題無いです。電力値は0.4W程。(満充電なので)
Surfase Pro6の充電
問題無いです。こんなに小さいのに本当に凄い!
満充電なので15W程の出力になっていますが、しっかり15V-3Aの45W出ます。
温度は常時つけっぱですが体感40°以下に抑えられています。マジですごい。。
PC用に作られたデカい充電器でも40°以上になるのに。。
iPhoneXの充電
ケーブル購入中…
最後に
これまではでっかいPC充電器を持って外出する必要がありましたが、これからはスマートになりそうです。
60W出力できるモバイルバッテリーも見つけたので次回紹介します↓。
これ一個で一般的なPC1台充電MAXにできる化け物です。
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